経理代行の嵯峨井です。
朝、起きるとまずはラジオをつけるのですが、NHKで「ラジオ文芸館」という番組を
やっているときがあります。短編小説ラジオドラマです。
物語の内容もよくアナウンサーの熟練した語りに、吸い込まれてしまいついつい
最後まで聞いてしまいます。
今日も「かぶき大阿闍梨」という題名で、歌舞伎の知らない私にも最後まで感動して
聞いてしまいました。
この物語は、江戸時代に人気絶頂の歌舞伎役者が「極楽浄土をお見せする」ことに
命を懸けてきたのですが 職人の下職 をしている者の一言で歌舞伎役者をやめて出家を
してしまいます。自分の精進ゆえの判断だったのでしょう。
いつもながら最後は、感動の雨! 嵐!が吹荒れます。
5月GWは、年間で一番忙しいので仕事でカンヅメ状態です。
皆さんは、楽しんでいってらしゃいませ。
それでは、ごきげんよう。
追伸、先日「レヴェナント 蘇えりし者」を観ました。最高でした。
描写に加えて 音楽がどんどん緊張感を高めていきます。
あとで気づきましたが、音楽担当が 坂本龍一 とのこと。
癌との闘病生活から復帰して音楽に対する考えが変わったとのことでした。
ちょうどそんなときにオファーが来て病み上がりなので迷った末にやることにしたそうです。
映画の背景の音楽は、音楽というよりもとてもシンプルな、まさしく「音」でした。魔法の「音」でした。
才能というしかありません!
感銘を受けました!