みなさんこんばんは。連休をいかがお過ごしでしょうか。あっという間に終わりましたね。
こんなものです。時間の不可思議さを感じずにはいられませんね。
先週の平日に今年こそは行きたいと思っていた霞が関の裁判所の傍聴に行ってまいりました。
はじめての体験でした。先ずは入り口は、空港と同様にパレットに持ち物を置いて
例の金属をもっていると音が鳴るゲートを通ります。もちろん無事に通ることができました。
驚いたのはそこからです。1Fのフロアーにある今日の裁判をタッチ画面で見ることができ
気に入った裁判を届出もなく裁判の途中でもいつでも法廷に入ることができるのです。
最初はおそるおそる周りをうかがいながら行動していましたが慣れてきたらいつも来てるんだよ
というそぶりで傍聴していました。
タッチ画面でこれはと思う(不謹慎ではありますが)裁判をメモに書いて○○号法廷に向かいます。
一つ目は74歳のおじいちゃんで2年前に78歳のおばあちゃんのうちに上がり込みおばあちゃんを縛り
強盗した裁判(住居侵入、強盗致死傷)で裁判官のなが~い説明がありやっと終わりこれからがテレビとかで見る弁護士の言い合い
が始まるのかと見ていたら今日が判決で説明の後なにもないまま終わってしまいました。
しかし被告人のおじいちゃんが裁判官を始まりから終わりまでずっと見ていました。難しい
法律用語だらけでとても理解していると思えませんが自分のことなので裁判官を食い入るように見ていました。
二つ目の裁判は、「公衆に著しく迷惑をかける暴力的行為の防止に関する条例—-」
いわゆる電車の痴漢です。こちらの方は種別が先ほどの判決ではなく新規だったので今度こそ
弁護士の言い合いが観られると期待しました。裁判官の説明の後被告人が声を裏返りながら自分の
故郷の住所と現在の住所を述べました。その後裁判官が両方の弁護人とこれからの日程の取決めをして
スケジュールが整ったところで–それではあとは次回ということで–とすぐに終わりました。
肩透かしを食ったところでおなかも減ったので地下1Fにある食堂で すきやのミニオクラ牛丼を
食べて三つ目の裁判に挑みました。やっと弁護人同士のやり合いのある裁判が観れました。
以前にも前科のある暴力夫が今回は酒を飲んで奥様の顔に裏拳で目を殴って逮捕された事件です。
奥さんも酒を飲んで暴れたらしいのですが—。奥さんはもう示談していて刑を軽くしてほしい
との嘆願書が出ているとのことです。夫の方はイケメンでいかにも、モテそうです。
今回も事の始まりは夫の浮気の話から奥さんが激高してこのような結果になったようです。
夫は奥さんの実家から1700万円の借金もしています。(いずれも事業に使い失敗してできたものです)
夫の方の弁護士は本気で殴るのなら裏拳で殴りませんよね等と言ってました。
弁護士同士のやり取りも終え裁判官の説明がありすぐに判決がありました。(いろんな形態があるのでしょう)
懲役6か月でした。すでに収容で4か月が経っているのであと2か月で出所です。
「年明けには出所できるので心を入れ替えて頑張ってください。もちろん控訴はできます。」
もう2度とお酒は飲みませんと言っていましたが、奥さんが「あたしが許すんだから飲んでいいのよ」
などと言いまた同じ過ちを犯すんだろうなぁ~。
また行ってみたいです。今度は要領をを覚えたので有意義な傍聴(不謹慎ですが)ができそうです。
人生気を付けて生きていかないと—明日から襟を正して生きていきます。という気持ちになります。
以上、長い文章になってしまったので間違いをチェックしていません。間違いがあればそれなりに読んでください。
追伸–懲役刑 執行猶予 実刑 保釈 について考えてみます。